平凡な毎日

背：俺、明日からいないから。
俊：そか。んじゃこれで平凡な毎日が送れる訳だな。
背：…驚いてくれとは言わん。ただ理由ぐらいは聞いてよ…。
俊：背後どーしたんだ！？明日からいないなんて寂しい事言うなよ！理由は何なんだ！？（棒読み
背：うん、ありがと…。こーなるとは分かってたけど…きつい…。
俊：はいはい、んで？どーして明日からいないんだ？
背：あ、俺明日からちょっと我が一族と旅行言ってくるのよ、６日まで帰ってこないから気にすんな。って話なんだけどね。
俊：家族とな。でどこ行くんだ？
背：山梨の避暑地へ逃げてくる。
俊：ここ最近そこまで暑くないのにな。
背：そこなんだよねー。でも予約してるらしいし。
俊：まぁ気をつけて行ってこいよ。とりあえず土産は必須な。美味しそうなやつ。
背：りょーかい！良さそうな奴買ってくる。あ、ちなみに帰ってきたら色々と報告があるカモ。
俊：今言えよ。
背：まだそこまで決まってないからムリ。とりあえず大まかだけ決まってるとだけ言っておこう。
俊：そか、期待しないで待ってるよ。んじゃ楽しんでこいよ！
背：はーい！

そこまでは

檀：寒いのですよー！
背：俺だって寒いんだよ、てか夏じゃないの？明日から８月だよ？
檀：でも寒い物は寒いのですよー…。冷夏なのですー？
唯：ただいまー、あれ？２人とも厚着してどうしたんですか？
背：わっ！唯半袖じゃん！？寒くないの？
唯：いや、むしろ私としては暑くないのって質問したいんですが…、外は思いの外暑いですよ？２人で長袖とか…。
檀：寒いので外に出たくないのですよー。
背：布団から出たくないのですよー。
唯：あ、そう。それじゃアイス買ってきたけど、いらないですよね？
檀：寒くないのですよー！うーん、暑い気がしてきたのですー。
背：あ！ズルい！俺も暑い！…と思う。
唯：そんなに暑いと思うなら皆で半袖でアイス食べましょ♪
檀：……え？は、半袖で食べるのですー？
唯：そ。暑いんだからやっぱ半袖でしょ♪半袖が嫌だったらタンクトップでもいいよ？
檀：半袖でいいのですー…。
唯：背後さんはどーします？
背：…俺？俺は今度暑くなってから食べるから残しておいて。
檀：あ！背後さんずるいのですよー！（←着替え中
唯：檀ちゃん、そーゆー時は背後さんの分まで食べちゃえばいいんだよ。
檀：そ、そこまではいらないのですよー…。

はもり。

俊：俺の右手に５００円玉が入ってて、左手にはゴミが入ってる。どっちが欲しい？
背：え？そりゃ右手に決まってるだろ。どーしたんだ急に？
俊：ん、やっぱそーだよな。ありがと。俺は人間として正しいって分かったよ。
背：だーかーらー！どーゆー事よ？
俊：いや、今テレビでやってたんだけどさ。今みたいな質問を仲のいい人間にやるのよ、んで相手の反応をみると。まぁ俺みたいに真面目と信用に生きてる人間には今みたいな答えになるわけ。逆に信用のない人間はそれ以外の反応がある。そーゆー事だ。
背：・・・ち、ちなみにだけど。俺が高嶋にやったらどー答える？
俊：まぁお前にやられたらどっちもゴミだろうからいらん、って答えるだろうな。お、ちょうどいい所に檀が来たじゃん。やってみれば？
檀：ん？どーしたのですー？
背：檀、俺の右手に500円玉が入ってて、左手にはゴミが入ってるんだけど、どっちが欲しい？
檀：・・・・んー、なんだか怪しいのですよー、本当に入ってるのですー？
背：・・・・・・。
俊：ま、そんなもんだ。
檀：？？どーしたのですー？
背：なんでもない、ちょっと唯予防！！唯～！
唯：んー、なんですか？
背：俺の右手に５００円玉が入ってて、左手にはゴミが入ってる。どっちが欲しい？
唯：・・・それって両方ゴミが入ってるパターンじゃないんですか？
背：・・・俺の人望のなさがハッキリした。
唯：どゆ事？
俊：まぁ説明すると（説明中・・・）と、いうことだ。
唯：あ、なるほど。まぁ予想通りの結果じゃないんですか？
背：んじゃ、聞くけどさ。檀がやったらどー答えてた？
唯：檀ちゃんなら間違いなく右手ですね。まぁ嘘だったとしても反対の手に入ってそうですし。
背：んじゃ、唯がやったら？
檀：唯さんがやってたら、反対に入ってましたー♪って言いそうなのですよー。
俊：あー、確かに。
背：んじゃ、俺がやったら？

俊：両方とも入ってない。
唯：両方とも入ってないですね。
檀：両方とも入ってないと思うのですよー。

背：ハモんなくたっていいじゃん…。