お月さま

唯：はぁ～、サッパリした。…あれ？檀ちゃん外に出て何見てるの？
檀：ん？今はお月様見てるのですよー。今日はよく見えるのですー。
唯：ふぅ～ん、そうなんだぁ。あ、本当だ今日はクッキリ見えるんだね。
檀：お月様もそうなのですが、今日はペルセウス流星群も見えるのですよー♪
唯：ぺ…ペル…なんとか流星群？
檀：ペルセウス流星群なのですよー。ペルセウスっていう星を中心にした流星群の事なのですよー。
唯：へぇー、そうなんだ。え…えーとその何とか流星群はどの辺に見えるの？
檀：んーと、あの辺に見えるはずなのですよー。
唯：あの辺かぁ、ちなみに檀ちゃんは流れ星見えたの？
檀：まだ見えてないのですー…。
唯：お月さまが良く見える分明るすぎるのかもねー。あ、檀ちゃんの隣座っても平気？私も見てみたいし。
檀：どーぞなのですよー。
唯：それじゃお邪魔しまーす。あ、結構風吹いてて涼しいんだね。
檀：そーなのですよー、ここならグッスリ寝れるのですよー。
唯：だからってここで寝たらダメだからね！
檀：それぐらい分かってるのですよー。私も子供じゃないのですよー。

お月さま＆流れ星観測中……。

唯：……ふぁ…なんだか眠くなってきちゃった、檀ちゃんもそろそろ寝る？
檀：…………ｚｚｚ。
唯：…檀ちゃん？
檀：…ｚｚｚ……ｚｚｚ。
唯：寝ちゃってるし…どーしよか。起こすべき…だよね？
背：あ、２人ともいた。夜も遅いんだし、早く寝なよ？
唯：私もそろそろ寝ようかと思ったんですが、檀ちゃんが寝ちゃって…。
背：あー…この感じだと起こさない方が良いカモな。いいよ、俺が背負って檀連れてくから唯は寝ちゃってていいよ？
唯：あ、あの…背後さん。私が檀ちゃん背負っていきますよ？
背：いいの？
唯：えぇ。背後さんがやると色々と問題ありそうですし。
背：なんか棘のある言い方な気がするケド…まぁいいや。それじゃヨロシクね。
唯：はーい、そんじゃ。よっこいしょ、っと。（テクテク
檀：…ｚｚｚ…ぅ？
唯：あ、檀ちゃん起きちゃった？
檀：ぅー。私は寝ちゃってたですー？
唯：うん、このままベッドまで連れてくから寝ちゃってていいよ？
檀：ありがとなのですよー……えへへ、今日はなんだか唯さんお姉さんみたいなのですよー。
唯：え！？…あ…うん。どーいたしまして…( //▽//)
檀：唯さん顔真っ赤なのですよー♪
唯：う、うるさいッ！ほ、ほら部屋に着いたんだからもう寝なさいッ！
檀：…あ…んーと、あのですねー今日は一緒に寝てほしいのですよー…。
唯：もう…今日だけだからね！ほら、もう寝るよ！
檀：…唯さん？（布団入りつつ
唯：なに？
檀：今日はありがとですよー。
唯：うん、どーいたいしまして。
檀：…唯さん？
唯：もうどうしたの？
檀：…また今度一緒にお月さま見て一緒にに寝てほしいのですよー。
唯：うん。でもまた今度だよ？
檀：約束なのですよー。
唯：うん、約束する。さ、もう寝るよ。
檀：えへへ…おやすみなのですよー。